内臓マニュピレーション

 内臓には、それぞれが持っている微細な動きが動きがあります。
自分で胃や腸の動きを感じるよりも、もっと微細な動きに対して働きかけます。
手を軽く置いて内臓本来の動きが戻るように働きかけながら、内臓本来の位置に調整します。
ストレスや疲労を感じた時、筋膜や筋肉が緊張するだけではなく内臓も緊張します。
外側の筋膜が硬くなることで内臓空間が狭められて十分に動けなくなります。
または、心配事、悩み、恐怖、不安、もしくは忙しさで仕事の事ばかり考えてしまう。
などなど頭が何かにとらわれてリラックス状態を得られない場合は、内臓は正常に働けなくなります。それは、交感神経と副交感神経のバランスによって起こりますので内臓を正常に動かすためにはリラックス状態を作り福交換神経優位の時間を作る必要があります。
 
内臓に働きかけることですぐにリラックスできる方、先に頭をリラックスしなければなかなか内臓が変化できない場合があります。または、外側の筋膜が硬くで内臓空間を広げることができない場合があります。その方の状態に応じてクレニオセイクラルワークやロルフィングと組み合わせた方が効果的な場合がありますのでご相談ください。


  

林望氏の体験記

 
内蔵マニピュレーションというのも、ちょっと不思議な技術で、要するに腹部に手を当てて、内蔵の位置の変異を探り当て、それから、玄妙なる手の運動によって、その位置を訂し、機能を正常ならしめるということらしい。
 私の場合、これはちょっと恥を話すに似るけれど、どうもおなかにガスが溜まりやすく、これにいつも頭を悩ましている。ところが、このガスがなかなか抜けないもので、しまいには非常な腹痛を引き起こしたり、あるいはガスの溜まる場所によっては、胆嚢を刺激して胆嚢痛に似た痛みを惹起する場合もある。あるいはそれが胃痛に近いものになることもある。そうしたとき、腹部は妙に膨満し、あるいは緊張して堅く張っていることが多い。
 こういうときにこの内臓マニピュレーションを受けると、滞っていたガスが順調に排出されて、瞬く間に苦しみが解消するというわけである。
 薬などに頼らず、自然の流れのなかで、膨満やガスを解消することができるので、私などには、この施術もまた大いにありがたいのである。